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【妊娠初期の頭痛はいつからいつまで?】原因や症状・辛い時の対処法まとめ

 2018/07/11 妊娠・出産
この記事は約 11 分で読めます。 6,643 Views

妊娠初期では妊婦さんの身体に様々な変化が起こります。その中でも「頭痛」は多くの妊婦さんが経験するようです。お腹の中の赤ちゃんも気になって、どう対処すれば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、妊娠初期の頭痛はどんな原因でいつから起こるのか?症状の特徴や辛い時の対処法・頭痛をひどくしないために普段から気を付けておきたい事などを徹底的に解説します。

 

妊娠初期の頭痛の原因は?

妊娠13週までの「妊娠初期」と呼ばれる期間でよく現れる症状の1つとして「頭痛」があります。妊娠初期の頭痛の原因は以下のような原因が上げられます。

CHECK
妊娠0週〜3週は「妊娠超初期」とも呼ばれ、妊娠初期の中に含まれます。

ホルモンバランスの変化

妊娠すると、黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの分泌が盛んになります。この黄体ホルモン(プロゲステロン)の増加によってホルモンバランスの乱れが起こります。

ホルモンバランスが乱れると自律神経の働きが悪くなり、血流が悪くなる事で頭痛を引き起こしているのです。

脱水症状

妊婦さんはホルモンバランスの変化によって水分が失われたり、汗をかきやすくなる事で通常よりも水分不足の状態になります。また、つわりなどで水分や食事を充分に摂れない事も原因で脱水症状になりやすくなります。脱水症状を起こすと血流が悪くなるので頭痛の原因にもなります。

鉄欠乏性貧血

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんに栄養を送るため血液量が多くなりますが、赤血球が減少するため血液が薄くなってしまいます。

薄くなった血液を元に戻すためにママの身体は赤血球を作ろうとします。赤血球を作るには鉄分が必要になりますので、通常より鉄分が消費され鉄欠乏症貧血を引き起こすことがあり、頭痛の症状が現れます。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群という妊娠中だけ高血圧になるという病気があります。血圧が上昇する事で偏頭痛やめまい・むくみをおこす事がありますので、頭痛の原因は妊娠高血圧症候群かもしれません。

妊娠高血圧症候群の可能性は妊婦健診で必ず検査されますので、妊婦健診は必ず受診しましょう。妊娠高血圧症候群と診断された場合は、医師や助産師・栄養士のアドバイスに従って対策を行っていきましょうね。

ストレス

妊娠中は何かとストレスが溜まりやすいですよね。ストレスは筋肉を硬くしたり、血行を悪くしてしまいますので頭痛や肩こり・腰痛などの症状を引き起こす原因となります。

また、ストレスがかかっている状態ではセロトニンという神経伝達物質が減少し、脳の血液が乱れる事で頭痛を起こしやすくなります。

風邪

妊娠中は免疫力も低下し、感染症にかかりやすくなります。単純に風邪による頭痛の場合もありますので、他に発熱や喉の痛み・鼻水・くしゃみなど風邪の症状が併発していないかチェックしてみましょう。

 

妊娠初期に現れる2パターンの頭痛

妊娠初期に症状が現れる頭痛には大きく分けて「緊張性頭痛」と「偏頭痛」の2種類があります。痛みの特徴や対処法が異なりますので、どちらの頭痛なのか理解しておくことが大切です。対処法や予防法については後ほど詳しくご紹介しますね。

緊張性頭痛

緊張性頭痛は後頭部から首筋にかけて締め付けられるような重たい痛みを感じます。頭痛と同時にめまいやだるさを感じる事もあります。

緊張性頭痛は長時間同じ姿勢を取っていたり、ストレスが原因となって起こります。脳へ送られる血液が減り、酸素不足になる事が頭痛へつながるのです。

偏頭痛

偏頭痛は目の周りやこめかみがズキズキと痛む症状になります。時には激しく痛みを感じたり、吐き気が伴う場合があります。

偏頭痛は緊張性頭痛とは逆に、脳の血液量が増える事で痛みを感じます。

普段の頭痛との違いは?

妊娠していない時に起こる頭痛と妊娠中の頭痛に違いはありません。頭痛だけで妊娠の判断を行う事はできませんので、他の妊娠初期症状が同時に起こっていないかチェックする必要があります。

妊娠初期に現れる兆候については以下の記事を参考にしてみてくださいね。

生理前の頭痛は妊娠のサイン?
上記のとおり、頭痛だけでは妊娠の判断はできません。ただ、頭痛とともに着床出血があった場合は妊娠のサインかもしれません。生理予定日の1週間程前に少量の出血があれば着床出血の可能性があります。

 

妊娠初期の頭痛はいつからいつまで?

頭痛が現れるタイミングは人それぞれではありますが、一般的には妊娠4〜5週頃から頭痛の症状が起こる事が多いようです。

その他の妊娠初期症状も同じ頃から起こり始める事が多いですので、違和感を感じはじめたら早めに産婦人科へ受診しましょうね。

また、妊娠初期は鉄分不足や血流不良が起こりやすい時期なので、妊娠15週目頃まで頭痛が続く事が多いです。妊娠16週目頃の安定期に入ってきた辺りから痛みは治まってくるでしょう。

 

妊娠中頭痛が辛い時の対処法

ここでは頭痛がひどく、辛い時に少しでも症状を軽くするための対処法をご紹介します。「緊張性頭痛」と「偏頭痛」では対処法が全く異なります。間違った対処を行ってしまうとかえって症状が悪化してしまいますので注意しましょうね。

緊張性頭痛の場合は温める!

緊張性頭痛は血液不足が原因で起こる為、「身体を温める」と痛みが軽減されます。

後頭部や首周りなどを蒸しタオルでゆっくり温めていきましょう。お風呂でぬるめのお湯に入るのも良い方法です。

また、血行を良くする為に軽いストレッチを行うのも良いでしょう。パートナーにマッサージしてもらうのも効果的ですよ。

偏頭痛の場合は冷やす!

偏頭痛の原因は血管拡張です。緊張性頭痛とは逆に「頭を冷やす」と痛みが軽減されます。温めると痛みが増してしまう事がありますので注意しましょうね。

冷たい濡れタオルや、冷却シートで患部を冷やすと良いでしょう。他には、耳の上辺りを冷やすと痛みが和らぐ事がありますよ。

偏頭痛の場合は無理に体を動かさず安静にする事も大切です。静かで暗い部屋で横になってゆっくり休むのも良いでしょう。

また、少量のカフェインを摂ると偏頭痛が軽減されます。ただし、妊娠中にカフェインを過剰摂取するのはNGです。コーヒーであれば1日1杯を限度にしておきましょうね。

頭痛に効くツボ押し

緊張性頭痛に効くツボ『百会(ひゃくえ)』

頭の上、頭頂の中心部にあります。両耳と鼻の延長線が重なる辺りです。身体の中心に向かって、垂直にゆっくりと押してみましょう。

偏頭痛に効くツボ『合谷(ごうこく)』

手の甲にあります。人差し指と親指の骨が交わった所から、少し人差し指よりのへこんだ部分です。頭痛や目の痛みの他にもストレスにも効果があり「万能のツボ」とも言われていますよ。

水分補給

脱水症状が原因で頭痛が起きている場合もあります。つわりで飲むのも辛いかもしれませんが、飲める物を少しだけでもゆっくり補給するようにしましょう。ノンカフェインのルイボスティーやそば茶・ハーブティーなどがオススメですよ。

 

妊娠中の頭痛を悪化させないために

普段から頭痛を悪化させないように気を付けておく事もポイントです。ここでは頭痛を悪化させないための予防法についてご紹介します。

食生活を見直す

頭痛を予防するには鉄分やビタミンをしっかり摂取する事がポイントです。妊娠中にオススメの食材は、ほうれん草・小松菜・ひじき・納豆などがあります。特にほうれん草や小松菜は妊婦さんに必須の葉酸も豊富に含まれています。積極的に献立に取り入れていきましょうね。

レバーにも鉄分が含まれますが、過剰摂取すると胎児の奇形や先天異常を引き起こす可能性が高くなる「レチノール」が含まれていますので避けておきましょう。

また、妊娠高血圧症候群を予防するためにも、塩分の摂りすぎにも注意しましょう。減塩された調味料や、塩の代わりにレモン汁やお酢を使うのもオススメですよ。

ただ、鉄分だけでなくその他の栄養素もバランスよく摂り入れる事が重要です。主食・主菜・副菜を揃えた食事を心がけましょうね。

寝すぎに注意!

妊婦さんには充分な睡眠が必須です。ただ、あまりにも寝すぎてしまうと血管が拡張し偏頭痛の原因となる事があります。無理は禁物ですが、規則正しい生活を心がけてみましょう。

また、長風呂も同じく偏頭痛の原因となる事があります。ゆっくりお湯に浸かる事はリラックス効果もありますが、のぼせる前にお風呂から出るように注意しておきましょうね。

適度な運動を行う

妊娠中に軽い運動を行う事は過度な体重増加の防止や、妊娠高血圧症候群の予防・安産などに効果的です。ストレス解消にもなりますので、体調の良い日はウォーキングに出かけてみても良いでしょう。安産体操もオススメですよ。

ただし、偏頭痛が起こった時は無理に動かず安静にしていてくださいね。

冷えに注意

冷えは妊婦さんの大敵です。血流が悪くなり、緊張性頭痛やむくみの原因となります。冬はもちろん、夏でもクーラーなどで冷えやすくなりますので普段から身体を温める事を意識しておきましょう。

感染症予防を行う

妊娠中は免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすい状態です。赤ちゃんに元気に栄養を送るためにも日頃から手洗いやうがいを徹底して、なるべく人混みの中には入らないように心がけておきましょう。

ストレスを溜め込まない

妊娠中はストレスを感じやすく、頭痛の他にも吐き気や腹痛の原因となります。軽い運動やストレッチを行ったり、好きな音楽を聞いてみたり…リラックスして気分転換する時間を作る事も大切です。

 

妊娠中は頭痛薬を服用しても良い?

妊娠中は頭痛薬に限らず、薬を服用したい時は必ずかかりつけの産婦人科医に相談しましょう。安全性の高い薬を処方してくれますよ。

自己判断で市販の薬を飲むのは厳禁です。特に、痛み止めで有名な「バファリン・ナロンエース・ロキソニン」などは難産になったり胎児に悪影響を及ぼす危険性があります。

どうしても我慢できない場合は無理をしないで病院へ行く事をオススメします。ただ、妊娠初期は赤ちゃんにとっても大切な時期です。できる限り日頃から頭痛がひどくならないように上記でご紹介したような対策を積極的に行っていきたいですね。

妊娠初期は頭痛の他に吐き気や寒気・めまい・立ちくらみも

妊娠中の頭痛は脳の血管が拡張したり、血流が悪くなる事で引き起こされるのが一般的です。それに伴って、吐き気や寒気・めまい・立ちくらみが同時に起こる事があります。

吐き気やめまい・立ちくらみなどが起こるのは頭痛と同じ原因である事が多いので、あまり気にしすぎる必要はありません。しかし、感染症など病気にかかっているのが原因で頭痛や吐き気・寒気・めまい・立ちくらみを引き起こしている場合もあります。

いつもとは異なる違和感を感じたら無理をしないで早めに病院へ受診しましょうね。

頭痛は流産のサイン?
妊娠初期の頭痛は流産の可能性があると言われますが、頭痛は様々な原因で起こりますので一概に「頭痛→流産」とは言えません。

ご説明してきた通り、妊婦さんは頭痛になりやすい状態です。流産の可能性については、あまり神経質になり過ぎないようにしましょうね。

 

まとめ:頭痛が辛い時はゆっくり休もう

今回は妊娠初期の頭痛について詳しく解説しました。頭痛はタイプによって対処法が異なります。緊張性頭痛の場合は温める。偏頭痛の場合は冷やす。という事を覚えておきましょう。

妊娠初期は頭痛が起こりやすい時期です。あまり心配しすぎず、普段から頭痛予防を心がけておきましょう。安定期に入れば頭痛は治まってきますよ。

頭痛がひどい時は無理せずゆっくりと過ごす事が大切です。あまりにも辛い時は自己判断で薬を飲まないで必ずかかりつけの病院へ受診してくださいね。

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