1. TOP
  2. 妊娠・出産
  3. 【妊娠性鼻炎はいつからいつまで?】原因・特徴とカンタン予防・対処法20選

【妊娠性鼻炎はいつからいつまで?】原因・特徴とカンタン予防・対処法20選

 2018/04/22 妊娠・出産
この記事は約 14 分で読めます。 12,196 Views

妊娠してから、鼻水・くしゃみなど花粉症や風邪のような症状がひどくなっていませんか?これは「妊娠性鼻炎」と呼ばれ、多くの妊婦さんが悩まされている症状の1つです。

鼻水とくしゃみでなかなか寝付けなかったり、日中も息がしづらく辛い思いをしているかもしれませんね。

そこで今回は、妊娠性鼻炎はなぜ起こるのか?症状の特徴などと共に、カンタンにできる予防策・対処法を解説します。

 

妊娠性鼻炎とは

妊娠性鼻炎とは、一般的な鼻炎や花粉症と同じように「鼻水・鼻づまり・くしゃみ」などの症状が出る、妊娠初期症状の1つです。

妊娠性鼻炎の原因は?

なぜ妊娠性鼻炎が起こるのかは次の理由があるとされています。

女性ホルモンの変化と乱れ

妊娠すると、プロゲステロン(黄体ホルモン)などの女性ホルモンの分泌が活発になります。ホルモンバランスが普段とは異なる状態になりますので、自律神経の乱れにつながる事があります。

自律神経の乱れにより副交感神経が刺激され、鼻の粘膜が炎症を起こし妊娠性鼻炎の症状を引き起こすのです。

免疫力の低下

妊娠すると、一時的にママの免疫力が低下します。その為、鼻炎の他にも風邪や感染症にかかりやすくなります。

特に妊娠初期は妊娠性鼻炎だけでなく、風邪を引いてしまわないように注意したいですね。

実は原因はわからない事も…

他には、妊娠後の血液量・水分量の増加など、身体の様々な変化が重なる事で妊娠性鼻炎の症状を発生させていると言われています。

ただ、何が一番の原因なのか?という事はまだ医学的に解明されていない部分もあるようです。

妊娠性鼻炎の症状や特徴は?

妊娠性鼻炎の症状は一般的な鼻炎の症状と同じ、鼻水・鼻づまり・くしゃみです。一般的な鼻炎と異なるのは、妊娠性鼻炎は今まで鼻炎が無かったのに、妊娠と共に突然症状が現れる事です。もともとアレルギー性鼻炎があった方は症状が突然悪化する事も多いようです。他には、鼻水やくしゃみが何週間も続く事も妊娠性鼻炎の特徴です。

2種類の妊娠性鼻炎

妊娠性鼻炎はアレルギー反応によって症状が現れます。アレルギー性鼻炎には2種類の原因があり、1つは「季節性のアレルギー」もう1つは「通年性のアレルギー」となります。

「季節性のアレルギー」はいわゆる「花粉症」の事です。スギやヒノキ、イネなどの植物の花粉が飛んでいる季節にだけ症状が現れます。花粉症の人は花粉が飛んでいない時期に妊娠するように計画を立ててみるのも良いかもしれませんね。

一方、「通年性のアレルギー」とは室内やペットなどから発生する塵(ちり)やダニなどのハウスダストによって症状が現れます。その為、季節を問わず妊娠性鼻炎の原因となります。

妊娠性鼻炎は2種類両方が原因で起こる人もいれば、片方だけに反応する人など様々です。また、特定の花粉やハウスダストのみに反応する人もいますので、ご自身が何に対してアレルギー反応を示すのか耳鼻科などで検査してみて、対策を行っていくのも良いでしょう。

喉の痛みも起こることがある?

特に「季節性のアレルギー(花粉症)」で妊娠性鼻炎の症状が出ている人は、喉にも痛みやかゆみが起こる事があります。他には目のかゆみや熱っぽさを感じる場合もあるでしょう。

あまりにも喉の痛みや熱っぽさが強い場合は、妊娠性鼻炎では無く風邪の場合もありますので内科や耳鼻科への受診をしましょうね。

風邪の症状と妊娠性鼻炎の見分け方

妊娠性鼻炎は風邪の症状ととても良く似ていますが、鼻水の状態で見分ける事ができます。次のチェックポイントを参考にしてみてくださいね。

妊娠性鼻炎の場合
水のようにサラっとした、透明な鼻水が出る。
風邪の場合
ネバネバした、黄色っぽい鼻水が出る。

 

妊娠性鼻炎はいつからいつまで?

妊娠性鼻炎はいつからいつまで続くのでしょうか。鼻炎は妊娠初期症状の1つですので妊娠を希望されている人にとって、判断材料として気になるでしょう。既に妊娠性鼻炎に悩まされている人は早く治って欲しいと悩んでいるかもしれませんね。

いつから・いつまでは人それぞれ

残念ながら、妊娠性鼻炎は明確に「いつから・いつまで」と言い切る事はできません。その為、鼻炎の状態だけでは「妊娠した」「そろそろ産まれる」といった判断は難しい所です。

一般的には、早い妊婦さんだと妊娠直後から症状が現れ、遅くとも出産2週間後くらいに治まる。と言われています。

 

妊娠性鼻炎ではくしゃみにも注意!

妊娠すると子宮が大きくなっていますので、くしゃみをするとお腹に激痛が走る事があります。くしゃみが我慢できない時は、お腹をかばうようにして身体を少し前に傾けた状態ですると良いでしょう。

妊娠性鼻炎は赤ちゃんに影響する?
くしゃみも含め、妊娠性鼻炎はお腹の中の赤ちゃんへは直接的に悪影響は無いとされています。しかし。妊娠性鼻炎によってママにストレスをかけてしまうと、間接的に赤ちゃんへ影響を与えてしまうかもしれません。できるかぎり、予防と対処を行っておきましょうね。

 

妊娠性鼻炎の対処法

それではまずは、妊娠性鼻炎で鼻水やくしゃみが辛い時に症状をやわらげる対処法を7つご紹介します。是非試してみてくださいね。

鼻を温める

鼻を温める事で、鼻水・鼻詰まりの通りが良くなる事が分かっています。少し熱めの蒸しタオルを用意して、仰向けの状態で鼻の付け根にゆっくり置きましょう。

5分ほどそのままの状態でいると鼻がムズムズしてきます。そうしたら鼻をかんで完了です。蒸しタオルは鼻の穴にはかからないようにして、やけどには注意してくださいね。

鼻をつまむ

鼻をつまんで、息を止める方法です。酸素不足の状態を作る事で、鼻腔を拡げ鼻の粘膜の腫れを無くします。すると、鼻通りが良くなりスッキリしますよ。

やり方は、まずしっかりと息を吐き切った状態で両鼻を指でつまみます。その状態で息を止めたまま、頭を数秒ずつ上下させます。これを少し苦しくなるまで数回続けます。

鼻うがいをする

生理食塩水を鼻から吸って、口から出す「鼻うがい」で鼻の中を洗い流す事で、鼻水・鼻詰まりがスッキリします。ご自身で生理食塩水を作って、コップなどで行うことも可能ですが、専用の鼻うがい器もありますので失敗したくない場合は鼻うがい器を使うのも良いでしょう。

鼻水・鼻づまりに効くツボを押す

ツボ押しはいつでもお手軽に行う事ができ、思いの外効果もありますのでオススメです。鼻水・鼻づまりに効くツボを2つご紹介しますね。

睛明(せいめい)
場所は「鼻の付け根(目頭の辺り)の両わき」です。

親指と人差し指でつまむように当てて、ゆっくりと押し揉んでみましょう。ツボを押す前に親指と人差し指を数回こすり合わせて指を温めてから行うと効果的ですよ。

迎香(げいこう)
場所は「小鼻の左右のふくらみの両わき、ほうれい線がはじまる辺り」です。

両手の各人差し指を当てて、ゆっくり押してみましょう。鼻筋の両わきを「睛明」から「迎香」までを上下にさすっていく、という方法もあります。

鼻拡張テープを使う

鼻筋に貼って鼻孔を拡げ、鼻の通りを良くするテープです。睡眠中に呼吸がしにくく悩んでいる妊婦さんにも最適です。ただ、妊娠中は敏感肌になりますので、テープを貼った所がかゆくなったり、かぶれてしまう場合は使用を中止しましょうね。

ペットボトルを脇に挟む

鼻が詰まっている方と反対側の脇の下に、空になった500mlのペットボトルをグッと挟み込んでみましょう。身体の側面を圧迫すると、その反対側の交感神経が刺激されます。すると、鼻甲介の血管が収縮するので、鼻詰まりが軽減される。という仕組みです。

ペットボトルでなくても、ボールなど脇にはさんで圧迫できるものであれば代用可能ですよ。

食生活で予防する

鼻炎に良い食べ物を意識して食べるのも良いでしょう。即効性はありませんが、少しずつ妊娠性鼻炎の症状が和らげる効果が期待できますよ。

ヨーグルト

腸内環境を整えて、免疫力をアップさせる事で鼻炎にも効果を発揮します。

ヨーグルトはカルシウムを多く含んでいたり、便秘解消に役立ったりと妊婦さんにとって様々な良い効果を発揮しますので是非積極的に取り入れていきたいですね。

レンコン

レンコンには炎症抑える作用のほか、粘膜の収縮を促す作用もあります。鼻炎にも効果的ですよ。レンコンは食物繊維や鉄分も多く含みますので便秘解消・貧血予防にも最適です。

緑茶

緑茶に含まれるカテキンは抗アレルギー作用がありますので、鼻水やくしゃみの症状を和らげてくれます。温かい緑茶を用意して、身体を温めて血行を良くするとより効果的です。

ただ、緑茶はカフェインも含まれていますので過剰摂取には注意しましょう。ノンカフェインの緑茶を用意するのが安心ですね。

 

妊娠性鼻炎の予防・対策

続いて、妊娠性鼻炎をひどくしない為に、日頃から行っておきたい予防策について解説します。ポイントは花粉やハウスダスト(ダニ・ちり・ほこり)などのアレルゲンを減らす事です。主なアレルギーの原因となる花粉・ハウスダスト・ペットに分けてご紹介しますね。

花粉対策

花粉情報をチェックする

毎年、2月を過ぎた頃から花粉の飛散情報を確認する事ができます。花粉情報を予めチェックして、飛散量が多い日は外出を控えたり、対策を念入りに行うなど有効に活用していきましょうね。

花粉情報は「日本気象協会 」のサイトで各地域別に確認する事ができますよ。

マスク・メガネを着用する

マスクやメガネを着用して花粉が体内に入り込まないようにしましょう。マスクと口の間に濡れたガーゼを挟み込むとさらに効果的ですよ。

花粉対策用の商品はたくさん販売されていますので、ご自身に合った商品を見つけられると良いですね。

ウール生地は避ける

ウール生地(羊毛系)やフリースのコートやセーターは花粉が付着しやすいため、帰宅時に家の中に花粉を持ち込みやすくなってしまいます。室内に居るにも関わらず花粉症の症状が治まらないのは、外から花粉を持ち込んでしまっている場合がほとんどです。生地の凹凸が少ないトレンチコートやトレーナー・チノパンなどで外出するようにしましょうね。

また、衣類の静電気防止スプレーは花粉の付着も予防しますので利用してみるのも良いでしょう。

帰宅したら花粉を除去する

外出から帰宅したらできるかぎり花粉を家の中に入れ込まないように、コートはブラッシングをして、洗える衣類はすぐに洗濯してしまいましょう。

さらに、手洗い・うがい・洗顔をしっかり行いましょう。できるならお風呂やシャワーに入って身体に付着した花粉を洗い流してしまいたいですね。

部屋干しをする

こちらも室内に花粉を入れないようにする対策です。花粉の飛散量が多い日は洗濯物を屋外に干すのは控えましょう。布団も花粉が多い日に屋外に干してしまうと、花粉と一緒に寝る事になってしまいます。ただ、布団はダニなどのアレルゲンも気になる所です。布団干しができない場合は布団乾燥機や掃除機を活用してダニ対策も行うと良いですね。

窓や戸はこまめに閉める

花粉の多い日は窓や戸をこまめに閉めるようにしましょう。窓を開けた場合は、特に窓の周りを念入りに掃除して花粉を除去するようにしましょうね。

ハウスダスト対策

丁寧に掃除しよう

定期的に掃除機をかけるようにしましょう。理想的な目安は3日に1回と言われています。また、掃除機をかける場合はゆっくりと動かすようにしましょう。こちらの目安は1畳につき、30秒以上時間をかけると良いと言われています。ほこりが溜まりやすい所は拭き掃除も行えると良いですね。

こまめに洗濯・布団干しを

布団のシーツや枕カバーは週に1回は洗濯しましょう。同時に布団干しも同じ頻度で行えると良いですね。花粉が多い時期は前述した通り、部屋干しや布団乾燥機・布団掃除機をうまく活用しましょうね。

家具にも注意

カーペットや布製のソファーなど、布製品の家具はダニが発生しやすい条件が整っています。なるべく使用を控えるか、定期的に洗濯・掃除を行うようにしましょう。畳もダニが発生しやすいので注意が必要です。

高温多湿を避ける

ダニは高温多湿の環境を好みます。ダニの繁殖を避ける為に、目安としては室温25度未満・湿度は50%程度を保つと良いでしょう。

ペット対策

屋外で飼育する

ペットの毛にアレルギー反応を示す人も多いですよね。特に猫アレルギーという言葉は良く聞くのではないでしょうか。

ペットの毛を室内に持ち込まないようにするのがポイントになりますが、最も効果的な方法が屋外でペットを飼育する事です。屋外飼育が難しい場合は、寝室にだけはペットを入れないようにしましょうね。

ペットを清潔に保つ

ペットは毛の他にも、身体にダニやノミなどのアレルゲンが付着している事があります。ペットの身体を定期的に洗ってあげたり、ペットのお部屋もこまめに掃除してあげましょうね。

毛が付着しやすい家具を避ける

ペットと室内で一緒に過ごす場合は、毛が付着しにくい環境を用意しておきましょう。合わせてハウスダスト対策と同じく、こまめな掃除を欠かさないようにしましょう。

 

妊娠性鼻炎で薬や点鼻薬は使っても良い?

妊娠性鼻炎もアレルギーの一種ですので、飲み薬や点鼻薬を使用して治療する事があります。しかし、薬の成分によってはお腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼすリスクがあります。必ず医師と薬剤師に相談してご自身に合った薬を処方してもらいましょう。妊娠中でも服用可能と書いてあっても様々な状況で服用可能か変わってきますので、市販の薬を自己判断で使用するのは厳禁です。

妊娠性鼻炎に有効な漢方薬は?
妊娠中も服用が可能とされる鼻炎に有効な漢方薬には「小青竜湯(ショウセイリュウトウ)」があります。抗アレルギー作用・抗炎症作用・気管支拡張作用があり、鼻水や鼻詰まり症状の緩和が期待できます。

副作用が出ることは少ないと言われていますが、漢方薬を使用する場合も専門医に相談する事をオススメします。

 

妊娠性鼻炎で病院に行っても良い?

もちろん、妊娠性鼻炎がつらい場合は病院へ行けば検査や治療を行って貰えます。まずはかかりつけの産婦人科へ相談し、専門の耳鼻科を紹介して貰うのが良いでしょう。

耳鼻科では、反応を示すアレルゲンの特定やアレルギーの程度を検査でき、ご自身に合った治療法や薬を処方して貰うことができますよ。耳鼻科への受診の際は妊娠中である事を必ず伝えましょうね。

 

妊娠初期は鼻炎以外の症状も

妊娠初期には妊娠性鼻炎の他にも様々な身体の変化が起こります。鼻炎の症状も妊娠の判断材料の1つではありますが、総合的な身体の変化に注意して妊娠の可能性を判断できると良いですね。

 

まとめ:妊娠性鼻炎の予防・対策は毎日のセルフケアが大切!

今回は妊娠性鼻炎について、原因や症状・予防法・対処法をご紹介しました。大切なのは日頃のセルフケアです。アレルゲンとなる物質をなるべく排除するように心がけましょう。

妊娠性鼻炎は誰にでも起こる症状です。必要以上に心配する事はありません。あまり神経質になりすぎずに、できる事から対策を行いましょう。それでも症状が治まらず辛い場合は迷わず病院へ受診しましょうね。

\ SNSでシェアしよう! /

ママの芽(ままのめ)|ママの笑顔をサポートする情報サイトの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ママの芽(ままのめ)|ママの笑顔をサポートする情報サイトの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

ママの芽編集部

ママの芽編集部

この人が書いた記事  記事一覧

  • 【妊娠初期の冷え性対策】原因と影響は?妊婦の大敵「冷え」解消法を徹底解説!

  • 【妊娠初期の頻尿対策と改善法】いつから?おしっこの色やにおいは?おすすめグッズも紹介します♪

  • 妊娠初期に運動しても大丈夫?おすすめの方法とNG運動・注意点

  • 【妊婦さんの肌荒れの原因と対策】妊娠中のひどい肌荒れに効果的なスキンケアを徹底解説します!

関連記事

  • 母乳がよく出る?妊娠中から始めておきたいおっぱいケアのポイント7選

  • 【妊婦さんの肌荒れの原因と対策】妊娠中のひどい肌荒れに効果的なスキンケアを徹底解説します!

  • 【妊娠初期の頭痛はいつからいつまで?】原因や症状・辛い時の対処法まとめ

  • 【妊婦のツライ浮腫みに…!】むくみ対策・解消法19選とオススメグッズまとめ

  • 【妊娠初期の便秘解消法!】妊婦さんがカンタンにできる15個の方法

  • 【妊娠中のストレス発散法30選!】先輩ママに見習う、妊婦さんも安心のイライラ解消法とは?