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【妊娠中のお腹の張りってどんな感じ?】痛い?危険?注意点や対処法まとめ

 2018/07/21 妊娠・出産
この記事は約 11 分で読めます。 10,503 Views

「妊娠するとお腹が張る」と言われますが、どんな状態なのかピンと来ない方もいらっしゃるでしょう。お腹の張りは、辛い人もいれば、中には「お腹の張りが感じられない。」と不安に感じている人もいます。

そこで今回は、妊娠中のお腹の張りはどんな感じなのか?症状のセルフチェック法から、実例や対処法・注意点などを解説します。

 

妊娠中のお腹の張りはどんな感じ?対処法は?

妊娠中のお腹の張りは、生理痛のような軽い腹痛の場合や、お腹が重く感じるような辛い症状など人によって様々です。

まずは、様々なお腹の張りの実例とそれぞれの対処法を妊娠期間別に見ていきましょう。

お腹の張りはいつから?
お腹の張りは子宮の変化によって起こります。妊娠すると子宮は日々変化していきますので、早いと妊娠初期(妊娠5週目)頃から感じ始めます。妊娠初期ではまだ子宮が小さいため、お腹の張りが気になる事は少ないかもしれません。妊娠中期(妊娠28週)以降では最もお腹の張りを強く感じる時期となります。

妊娠初期(〜妊娠15週)のお腹の張りは?

お腹の皮がツルような感じ

妊娠初期では、まだ子宮が小さいので大きなお腹の張りを感じる事はあまり無いかもしれません。ただ、子宮が一気に大きくなる時期でもあるので、子宮を支えている靭帯が引っ張られてお腹の皮がツルような感じが症状として現れます。

他には、生理痛のような感じで下腹部が重く傷んだり、便秘が続いているようなお腹の張りを感じる事もあります。

妊娠初期にお腹が張った時の対処法は?

妊娠初期のお腹の張りは良くある症状ではありますが、場合によっては流産や子宮の病気の兆候である事もあります。

お腹の張りを感じたら、無理をしないで休む事を心がけましょう。自宅に居る時は横になって休みましょう。外出中にお腹の張りを感じたらゆっくり座れる場所を見つけて休憩できると良いですね。ドライブ中ではなるべく同じ姿勢を続けないで、適度に休憩を挟んでゆっくり移動しましょうね。

妊娠中期(妊娠16週〜27週)のお腹の張りは?

風船が入っているような感覚

安定期に入る妊娠中期では、お腹の張りも安定してきます。良くある張りの症状としては「お腹の中に風船が入っていて、ギューっと膨らんでいるような感覚」「子宮が縮んでいるような感覚」を感じるようです。

また、妊娠数週が進んでお腹が大きくなってくると、皮膚が引っ張られるため、突っ張った感覚を張りとして感じる事もあります。

妊娠中期にお腹が張った時の対処法は?

安定期に入り、マタニティライフの中では快適にアクティブに過ごせる時期ではありますが、お腹の張りを感じたら動き回ることは避けましょう。

無理をすると切迫早産になる可能性もあります。妊娠初期と同じく、お腹の張りを感じたらゆっくり休む事を心がけましょうね。30分程度ゆっくりすればお腹の張りは治まるでしょう。

妊娠後期(妊娠28週~)のお腹の張りは?

お腹がカチカチになり、中から押されているよう!

妊娠後期では、出産に向けて子宮が収縮を繰り返し子宮口を柔らかくしていきます。この子宮の収縮がお腹の張りの症状となります。

良くある症状としては「お腹がカチカチになる」「お腹の中からグーッと押さえられているような感覚」があります。張る回数や強さも妊娠初期・中期と比べて増えてくるでしょう。

妊娠後期にお腹が張った時の対処法は?

お腹の張りでママが苦しい時は、お腹の中の赤ちゃんも苦しいサインです。妊娠後期では特に、お腹の張りを感じたら横になってゆっくり休みましょう。仰向けよりも横向きで寝るほうが楽に過ごせますよ。抱きまくらを利用するのも良い方法です。

まずは安静に!
どの妊娠時期でも、お腹の張りを感じたらまずは安静にする事が大切です。椅子に座る・横になるなど、できるだけ安静に休むようにしましょう。

お腹の張りはしばらく安静にすれば治まってくるものです。もし、お腹の張りが長く続いたり、回数が頻繁に起こったり、痛みが強い場合は、かかりつけの産婦人科を受診しましょうね。

 

お腹が張っているかわからない時は?

自分ではお腹が張っている自覚が無くても、診察してみたら実は張っていた。という事も良くあります。

ここでは、自分でできるお腹の張りのセルフチェック法についてご紹介します。

お腹の張りをセルフチェックしよう!

お腹のが張っていない時のお腹の固さは自分の「ほっぺ」くらいの柔らかさだと言われています。

まずはベットに仰向けに寝てみましょう。そのまま両膝を曲げた状態にして、下腹部を優しく触ってみてください。いかがでしょうか?ほっぺくらいの柔らかさですか?ほっぺよりも硬く感じた場合はお腹が張っている状態かもしれません。

また、腕を曲げて「力こぶ」を作ってみる方法もあります。力こぶは触った感じがお腹の張りと似ています。下腹部を触った時に力こぶと同じような感触の場合はお腹が張っている状態と言えます。

妊娠中期〜後期にかけては、お腹を触った時に赤ちゃんの存在に触れられているかもお腹の張りの判断材料となります。お腹の左右や下腹部を優しく触ってみて、赤ちゃんの頭・手足の存在が分かるようであればお腹は張っていない状態となります。

自分ではよくわからない場合は医師に診察してもらうのも良いでしょう。先生に触って確認して貰ったり、専用の機器などを使って検査ができますのでお腹の張りの状態を的確に教えて貰う事ができますよ。

お腹の張りに気づかない人の特徴は?
妊娠中のお腹の張りは、張りやすい人もいれば張りにくい人もいて、それぞれです。それ以外にも「お腹の張りに気づかない人」もいます。

お腹の張りに気が付きにくい人というのは「太り気味の人」が多いようです。お腹の中に子宮がありますので、その周りに脂肪があると張りを感じにくいんですね。妊娠中はこういった意味でも体重管理が大切となります。

 

妊娠中お腹が張りやすいタイミングは?

妊娠中のお腹の張りは、常に張り続けているという訳ではありません。張ったりゆるんだりを繰り返すものですが、特にお腹が張りやすいタイミングというのも存在します。あらかじめ、お腹が張りやすいタイミングを把握しておくと良いでしょう。

お腹が張りやすいタイミングを知れば、その状況をなるべく避ける事でお腹が張るのを防ぐ事もできます。また、そのタイミングを理解していれば、いざお腹が張ってしまった時にもすぐに休息が取れるように準備する事ができるので安心ですよ。

運動をした時

普段から運動しているのであれば急にお腹が張ることはあまりないでしょう。妊娠してから運動不足が気になって、突然ウォーキングなどをはじめると疲労からお腹が張る原因となる場合があります。

妊娠中の適度な運動はママの身体にも安産にもとても効果的でオススメですが、急に激しい運動になってしまわないように、少しずつ定期的に運動するようにしましょうね。

また、妊娠中の性交もお腹の張りの原因となります。妊娠中の性交は短時間&ソフトを心がけましょう。

お腹の赤ちゃんが動いた時

お腹の中の赤ちゃんが元気に動く(胎動)と、子宮が緊張してお腹が張る場合があります。これは生理現象の一種なのであまりにも気にしすぎる必要はありません。

夕方や寝る前

夕方や寝る前は1日の疲労が蓄積されるタイミングです。疲労からお腹の張りを感じやすくなるようです。リラックスしたり軽いストレッチや深呼吸ができると良いですね。

マッサージ後

ツボ押しなどのマッサージは子宮に影響を与える事があり、お腹の張りへとつながります。刺激が強いマッサージは避けて、妊婦さん用のマッサージを受けるようにしましょうね。

赤ちゃんが成長している証拠!
お腹の張りは赤ちゃんが動く「胎動」があったり、赤ちゃんの成長と共に大きくなる子宮の影響で起こります。つまり、お腹が張るという事は「赤ちゃんが元気に成長している証拠」なのです。

お腹の張りが辛い事もあると思いますが、あまり心配はしないで赤ちゃんの成長を楽しむ事ができると良いですね。

 

こんな時は要注意!

妊娠中のお腹の張りの多くは生理現象ですので、大きな問題にはなりにくくあまり心配しすぎる必要はありません。安静にしていればすぐに落ち着くでしょう。しかし、中には危険な状態のお腹の張りもあります。もし、以下の項目に当てはまる場合はすぐに病院へ受診しましょう。

安静にしていても、30分以上張りが治まらない
お腹の張りがだんだん強くなる
お腹の張りの間隔が短くなってくる
1日10回以上張りを感じる
激しい痛みがある張り
呼吸が乱れたり、息苦しさを伴う張り
出血を伴う張り(特に鮮血は注意!)
1時間に3回以上張りを感じる(妊娠初期・中期の場合)
1時間に3回以上張りを感じる(妊娠後期の場合)

上記のような場合は、切迫早産や常位胎盤早期剥離などの可能性があります。また、お腹の張りの間隔が短くなってきた場合は陣痛がはじまっているかもしれません。

まずはかかりつけの産婦人科へ連絡して、なるべく状態を詳細に伝えましょう。救急車を呼んででもすぐに病院へいくべきか?今何をするべきか?など的確なアドバイスが貰えますので指示に従いましょうね。

 

妊娠中のお腹の張りは薬で治る?

妊娠初期や中期ではお腹の張りを治す目的では無く、切迫流産・切迫早産の心配があり、赤ちゃんを守る目的の場合に張り止めの薬が処方されます。

一般的には「ウテメリン」「リトドリン」「ズファジラン」の3種類が張り止めの薬として処方されます。動悸・吐き気・めまい・ほてり・発汗・下痢などの副作用が起こります。あまりにも副作用がひどい場合はすぐに医師に相談してくださいね。

赤ちゃんへの影響は?

いくら赤ちゃんを守るといっても、赤ちゃんへの影響は気になる所でしょう。

妊娠16週を超えていれば、赤ちゃんへの影響はほとんどないと言われています。しかし、長期間の使用については赤ちゃんへ悪影響を及ぼす可能性も考えられてもいます。

日本産婦人科学会でもできる限り短期間の使用に留める事が一般的です。必ず医師の指示に従って正しく服用するようにしましょうね。

 

そもそも、なぜお腹が張るの?

では最後に、妊娠中はなぜお腹が張るのか?その理由について見ていきましょう。赤ちゃんが元気に成長するための症状だという事が理解して頂けると思いますよ。

子宮収縮

妊娠中のお腹の張りで最も一般的な原因が子宮収縮です。

あまりにも動き過ぎていたり、疲労が溜まったりすると子宮が収縮してお腹の張りの原因となります。妊娠初期ではあまり激しい運動は控えましょう。

ただし、妊娠中期から後期に入ると医師からも積極的に適度な運動を行う事を勧められるでしょう。その場合も子宮の収縮が起こり、お腹の張りへとつながる事がありますが、あまり心配する必要はありません。医師のアドバイスに従って適度な運動を心がけましょう。

ブラクストン・ヒックス収縮

これはいわゆる「前駆陣痛」と呼ばれるもので、不定期に起こる子宮の収縮です。

前駆陣痛と言うと妊娠後期に起こるものだと思われがちですが、実は妊娠初期にも起こる症状です。ママの状態や疲労とは関係無く起こる生理現象で、出産の準備が行われている証拠でもあります。あまり心配しなくても大丈夫でしょう。

子宮の拡大

妊娠前の子宮の容積は約50mlですが、出産前にはなんと4リットル程まで拡大します。子宮と共に子宮広間膜も肥大し、引っ張られるような状態になります。これをお腹の張りと感じてしまうのです。

子宮の靭帯

子宮は多くの靭帯に支えられた状態になっています。出産に向けて子宮と子宮広間膜が大きくなると靭帯が引っ張られるので、お腹の張りとして感じるようになります。

お腹の皮膚

お腹の中の赤ちゃんが元気に成長すれば、ママのお腹も大きくなります。お腹が大きくなれば当然、お腹の皮膚が引っ張られる事になります。それがそのままお腹の張りとして感じられるのです。

 

まとめ

今回は妊娠中のお腹の張りについて解説しました。お腹の張りは赤ちゃんが成長している証拠で、出産の準備の為に起こる症状です。張り方は妊娠時期や人によって様々ではありますが、妊娠後期に向けて強くなっていくのが一般的です。

ほとんどの場合は生理現象ですので、あまり心配しすぎる必要はありません。ポイントは、お腹の張りを感じたらすぐにゆっくり休む事です。安静にしていれば次第にお腹の張りは治まってきますよ。

ただし、安静にしているのに張りが治まらない場合・激しい痛みや出血を伴う場合は無理をしないですぐに病院へ受診しましょうね。

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