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【妊娠初期・超初期の「おりもの」の特徴】においや色は?多い・少ない?水っぽい?

 2018/09/17 妊娠・出産
この記事は約 15 分で読めます。 13,400 Views

妊娠すると変化する身体の症状の1つ(妊娠初期症状)に「おりもの」の変化があります。おりものの変化は特に「妊娠超初期」と呼ばれる早い段階に起こる事が多いです。妊娠超初期とは妊娠検査薬がまだ陽性反応を示さない、妊娠4週目くらいまでの時期を指します。おりものの変化は、妊娠の可能性をいち早く察知する判断材料の1つとなります。

普段とは異なる、おりものの変化があると「妊娠したかも…?」「妊娠は嬉しいけど、正しい変化なのかな?」「病気じゃないかな…?」と心配になりますよね。また、妊娠したらどんな変化があるのか知りたい人もいるでしょう。

妊娠すると、おりものは一般的に「匂いが強くなり・黄色やクリーム色っぽく変化し・水っぽく量が増える」事が多いです。しかし、この変化は人それぞれです。

そこで、今回は妊娠超初期における「おりもの」の変化について詳しく解説します。注意が必要なおりものの変化や、おりもの対策についてもご紹介しますね。

 

そもそも「おりもの」の役割って何?

おりものは成熟した女性であれば誰にでもある症状で、子宮や腟などから分泌される分泌物や古い細胞の粘液が混ざって出てくる液体です。においや下着の汚れなど、普段は面倒くささを感じてしまう事も多いかもしれませんが、実はとても大切な役割を持っています。

おりものの大きな役目は「自浄作用」と「受精サポート」の2つです。おりものの自浄作用によって膣の中は常に清潔な状態になっています。また、排卵期になるとおりものはゼリー状に変化します。それによって、子宮に精子が届きやすくなります。

膣内のかぶれや炎症・感染症を防いでくれたり、排卵期に妊娠しやすくなるのはおりもののおかげです。おりものには、女性の健康や妊娠にとって大切な役割があるのですね。

 

通常時のおりものの特徴は?

では、まずは妊娠していない時(通常時)のおりものの状態について確認しておきましょう。

ここでは一般的なおりものの状態をご紹介しますが、おりものの状態は個人差があります。おりものの変化をしっかりと判断できるように、通常時のご自身のおりものの状態を把握しておく事も大切ですよ。

においの特徴:スッパイ・生臭いにおい

通常時の正常なおりものでもにおいはします。一般的にはスッパイにおいや生臭さがあります。通常時でも無臭ではありませんので、あまりにも強いにおいを感じなければ特に気にする必要はありません。時間が経つと細菌が繁殖し、腐敗臭に変化する事もあります。

色の特徴:透明・クリーム色

おりものや子宮や膣などからの分泌物が混ざったものなので、色は生理周期の時期によって異なる事もあります。

例えば、通常時は透明や白色・クリーム色などが一般的です。黄体期になると黄色っぽさも加わるかもしれません。いずれも問題の無い色ですので、特に気にする必要はありません。

ただし、明確に明るい黄色だったり、白く濁ってボロボロした感じがある場合は病気の可能性があります。すぐに産婦人科へ受診するようにしましょうね。

量の特徴:量は人それぞれ

おりものの量は人によってかなり差があります。体質やホルモンの分泌によって変化しますので、下着を濡らしてしまう程の量の人もいれば、ほとんど気が付かない量の人もいます。普段の量からあまりにも量の変化がなければ気にする必要はありません。

また、年齢でもおりものの量は変化すると言われています。女性ホルモンの分泌が最も多い20〜30歳くらいがおりものの量も最も多くなる傾向があります。40代を過ぎると女性ホルモン分泌の減少と共に、おりものの量も減っていくのが一般的です。

生理周期で変化するおりものの状態

通常時でも、生理周期によっておりものの状態は変化します。生理周期は「卵胞期」「排卵期」「黄体期」に分けられ、下記のような状態が一般的です。

時期 おりものの量 おりものの状態
生理直後〜卵胞期前半 最も少ない さらっとしていてにおいが少ない
経血の残りによって茶色っぽくなる場合あり
卵胞期後半〜排卵期 最も多い 透明〜半透明・白色・ゼリー状でとろみがある
黄体期 徐々に量が減る 白く濁る
乾くと黄色っぽくなる
粘り気がある
生理直前 徐々に量が増える においが強くなる
経血により茶色っぽくなる場合あり
粘り気がある

 

妊娠超初期と通常時のおりものの違いは?

続いて、「妊娠超初期」のおりものの状態を確認しましょう。通常時とは、どのように違うのでしょうか?

においの変化:においが強くなる

妊娠すると、女性ホルモンの分泌が活発になり、おりもののにおいにも変化が起こります。

普段膣内は酸性なのですが、妊娠すると酸性が弱まりスッパイ匂いが軽減される人も多いようです。そのため、生臭さが強くなったり、逆に中には無臭になった。という人もいるようですよ。

色の変化:白色・黄色・クリーム色・茶色

妊娠すると、おりものの色の変化も現れます。色の変化も人それぞれではありますが、一般的に普段の色から全体的に濃くなるようです。透明から白色やクリーム色・クリーム色から黄色や茶色といった変化があります。

量の変化:水っぽくなって増えるのが一般的

分かりやすい判断材料として「おりものの量が増える」という変化があります。妊娠すると女性ホルモンの分泌量が増えるため、通常時はおりものの量が少なくなる黄体期に入っても量が多い状態が続く事があります。

また量が多くなる事で、おりものの状態はサラサラと水っぽくなります。

ただし、こちらも症状は人それぞれです。妊娠したからといって必ずしも量が増えるという事ではありません。おりもののの量が少ないからといって、通常時と比べてあまりにも少なくなっていなければ心配する必要はないでしょう。

生理前なのに、おりものの量が増えてサラサラしていたら妊娠かも…?

ここまでご紹介してきた事をまとめてみましょう。

通常生理前のおりものは、まだ量は少なく粘り気があるのが一般的です。しかし、生理前にも関わらず、いつもよりもおりものの量が増えてサラサラ水っぽい状態の場合は妊娠のサインかもしれません。

ただし何度もお話していますが、おりものの状態は人によって様々です。妊娠していても、おりものの状態があまり変わらない事もあります。上記のような状態になっていなくても心配しないでくださいね。それよりも、普段のご自身のおりものの状態をしっかりと把握しておき、ちょっとした変化に気がつく事ができるようにしておきましょう。

妊娠超初期なのにおりものが減るのは危険信号?
妊娠したのにおりものが少ない事はあまり心配する必要はありません。

ただ、通常時に比べてあまりにも量が少なくなってしまった場合は、女性ホルモンの分泌不全になっているかもしれません。生活習慣や食生活・ストレスなどが原因となる事が多いですので、日々の生活を見直してみると良いでしょう。

また、黄体機能不全という病気の可能性もあります。通常時に生理不順で不正出血が続いたり、黄体期が短い場合は一度産婦人科で検査をする事をオススメします。

 

着床するとおりものが変化する!

ここまでで、妊娠超初期ではおりものの状態が変化する事が分かりました。では、具体的におりものの状態が変化するタイミングはいつなのでしょうか?

それは、「着床」した時におりものの変化が起こる事が一般的です。着床とは精子と受精した卵子(受精卵)が子宮内膜と結合する事を指します。この着床をもって「妊娠の成立」となります。

妊娠が成立したタイミングでおりものの変化が起こるので、おりものの変化は妊娠の可能性を探る重要な判断材料とされているのです。

生理予定日の茶色いおりものは着床出血の可能性も

受精卵が子宮に着床する際に子宮壁を傷つけ、この時軽い痛みや出血を伴う事があります。その出血を「着床出血」と呼びます。

この着床出血により、おりものに微量の血が混じり茶色っぽくなる事があります。そのため、生理前の茶色っぽいおりものは妊娠のサインかも…と言われているのです。

ただ、妊娠が成立したら必ず着床出血が起こるというわけではありません。人によっては着床出血が起こらない事もありますので注意しておきましょうね。

また、茶色っぽいおりものは子宮外妊娠でも起こる可能性があります。茶色っぽいおりものが続いたり、おりものに鮮血が混じる・下腹部痛がある場合は早めに産婦人科医に相談しましょう。

 

妊娠超初期のおりものの変化に気がついたら?

おりものの変化は妊娠の可能性を判断する上で、とても重要な判断材料になります。しかし、おりものに変化があったからといって必ずしも妊娠が確定しているわけではありません。

その他の妊娠初期症状をチェックしよう

おりものの変化の他にも妊娠超初期には様々な身体の変化が起こります。他の妊娠初期症状が併せて起こっていないかチェックしてみましょう。

様々な妊娠初期症状については以下のページで詳しく解説しています。あてはまる項目が多い場合は妊娠のサインかもしれませんね。

妊娠検査薬を使ってみよう

複数の妊娠初期症状にあてはまり、妊娠の可能性を感じたら妊娠検査薬で確証を得ましょう。

日本で普通に販売されている妊娠検査薬はとても精度が高く、信頼できるものです。ただし、妊娠検査薬で正確に検査ができるのは「生理予定日から一週間後」です。早く使用しすぎると正しい判定ができませんので注意しましょうね。

妊娠検査薬は薬局はもちろん、ネットショップでも気軽に購入する事ができますよ。妊娠検査薬で陽性を確認できたら、早めに産婦人科を受診しましょうね。

 

妊娠初期のおりもの、こんな時は要注意!

おりものの状態は妊娠によって変化する事もありますが、病気によって変化する事もあります。おりものの変化は病気のサインの可能性もあるのです。ここでは注意するべきおりものの変化についてご紹介します。

妊娠時期に関わらず、おりもの状態が今までと明らかに違う場合は感染症の可能性もあります。必ず早めに医師に相談しましょうね。

白くにごった状態でボロボロしている

おりものが豆腐やカッテージチーズ・酒粕のような状態でボロボロしている場合は、カンジダ膣炎の可能性があります。カンジダ膣炎は外陰部に強いかゆみや刺激感などの症状が現れます。

黄緑色や綺麗な黄色・灰色になっていて、悪臭がする

おりものの色が緑黄色や綺麗な黄色・灰色になっていて、さらに魚の腐ったような腐敗臭がする場合は感染症の可能性があります。

代表的な感染症には細菌性腟症(非特異性腟炎)・性器クラミジア感染症などがあります。

症状は病気によって様々ですが、外陰部のかゆみから不正出血・腹痛や発熱が現れる事もあります。特に性器クラミジア感染症は不妊の原因にもなります。必ず医師に診察してもらうようにしましょうね。

泡立っていたり、膿のようになっている

おりものが泡立ったり、膿のような状態になっている時も感染症の可能性があります。

泡立ったような状態で黄緑色や黄色になっている場合は、トリコモナス腟炎の疑いがあります。トリコモナス膣炎は悪臭も伴い、外陰部に強いかゆみが現れます。

膿のようになっている場合は、淋菌感染症(淋病)かもしれません。淋菌感染症も悪臭を伴い、緑色っぽい膿のようなおりものになります。症状としては下腹部痛や発熱が現れます。

おりものに鮮血が混ざって、ピンク色や茶色になっている

おりものに鮮血が混ざっていたり、ピンク色や茶色っぽくなっている場合は子宮の病気や流産・切迫流産・子宮外妊娠の可能性があります。

着床出血でおりものが茶色くなる場合は一時的で少量です。出血やピンク・茶色のおりものが続く時は病気のサインかもしれません。必ずしも病気であるわけではありませんが、早めに産婦人科を受診しましょうね。

妊娠・病気以外でもおりものの状態が変化する事があります
妊娠や病気以外でもおりものの状態が変化する事があります。代表的な例としては「ストレスや疲れ」が挙げられます。

ストレスや疲れによって免疫力が低下し、膣の自浄作用力も低下する事でおりものの状態にも変化が現れるのです。自浄作用が低下するとばい菌に対する抵抗力も落ちて、病気になりやすくなってしまいます。ストレスや疲れをなるべく溜め込まないように注意したいですね。

 

妊娠初期のおりものの特徴は?対策も準備しておこう!

妊娠初期とは妊娠超初期後の、妊娠5週目から妊娠15週目(妊娠2ヶ月〜4ヶ月)までを指します。この時期は妊娠超初期に引き続き、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が活発です。その影響で、おりものの量は増え・水っぽい状態が続く事が多いでしょう。

そこで、量が多く水っぽいおりものと上手に付き合っていく対策法をご紹介します。

コットンや布のシートを活用しよう

妊娠初期ではおりものの量が多く、水っぽくなる事が一般的です。妊娠すると肌も敏感になりますので、肌が荒れてしまわないように吸水性や通気性の良いおりものシートを用意しておきましょう。コットンや布製のおりものシートがオススメですよ。

コットン製のおりものシートは柔らかいものが多いので、お肌にも優しいです。布製のシートは簡単に交換できる事もメリットです。

蒸れないように注意しよう

おりものが多いと蒸れによる肌の荒れが心配です。妊婦さんの衛生的にも良くありませんので、特に夏など暑い日には蒸れないように注意しましょう。

通気性の良いマタニティショーツを利用すると良いでしょう。パンツもぴったりとしたものでは無く、余裕があり締め付けが少なくて通気性の良いボトムスを選択できると良いですね。ガウチョパンツなどがオススメですよ。

洗いすぎないように注意

おりものの量が多いからといって、お風呂で洗いすぎないように注意しましょう。洗いすぎると逆に自浄作用を弱めてしまい、感染症にかかりやすくなってしまいます。お風呂ではお湯で洗い流しながら、柔らかいスポンジなどで軽く拭き取る程度が良いでしょう。

それよりも、おりものシートをこまめに交換し通気性と清潔さを保つように心がけましょうね。

おりものはいつまで続くの?
妊娠初期では、プロゲステロン(黄体ホルモン)が盛んに分泌されるため、おりものの量が多くなります。さらに、妊娠中期以降ではエストロゲンというホルモンの分泌が活発になります。エストロゲンはおりものの分泌を促進する働きがありますので、妊娠中期以降もおりものの量は多い状態が続く事が一般的です。妊娠中期からおりものの量が多くなったという妊婦さんも多いです。

妊娠している間は、おりものの量が多い状態が続く可能性が高いです。しっかりと対策をしておきましょう。ただし、おりものの状態は個人差がありますので量が増えなくても心配しないでくださいね。

 

普段からおりものの状態をチェックしておこう

妊娠によるおりものの変化に気づくには、普段からご自身のおりものの状態を把握しておく事が大切です。生理周期による、おりものの変化についても知っておくと妊娠のサインを敏感に感じ取る事ができるでしょう。

併せて、日々の基礎体温を記録しておく事も大切です。基礎体温の記録と共に、おりものの変化・体調の変化などをメモしておくとより精度の高い妊娠判定が可能です。妊娠はもちろん、病気の早期発見にも繋がりますよ。

 

まとめ

今回は、妊娠初期・妊娠超初期のおりものの特徴について解説しました。妊娠超初期のおりものは、量が増えてサラサラした水っぽい状態になります。着床出血によって茶色っぽくなる事もあるでしょう。

おりものの変化に気がついたら、その他の妊娠初期症状もチェックしましょう。妊娠の可能性を感じた場合は妊娠検査薬も利用して、陽性反応が出たら早めに病院へ行きましょうね。

妊娠中はおりものの量が多くなりますので、吸水性・通気性の良いおりものシートの用意も忘れないようにしましょう。

ただし、おりものの状態は人によって様々です。おりものの量が増えなくてもあまりにも心配しすぎる必要はありません。それよりも、普段のご自身のおりものの状態を把握し、おりものの変化を素早くキャッチできるようにしておきましょうね。

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