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【妊娠超初期の立ちくらみを改善!】原因と対策を徹底解説します

 2018/08/01 妊娠・出産
この記事は約 12 分で読めます。 2,863 Views

妊娠すると妊娠超初期の早いタイミングから立ちくらみを経験する妊婦さんが多いです。立ちくらみの原因は貧血である事は有名ですが、妊婦さんにはその他にも様々な原因があります。

めまいや立ちくらみは転倒の危険性があり、ママや赤ちゃんの身体を守るために適切な対処が必要です。そこで今回は、妊娠超初期の立ちくらみの原因や対処法・改善策を解説します。

 

妊娠超初期とはいつのこと?

妊娠超初期とは実は医学的な定義はありませんが、妊娠0週〜4週(妊娠1ヶ月まで)の期間を指す事が多いようです。

ちなみに「妊娠0週0日」とは「最後に生理が来た初日」の事を指します。まだ妊娠が成立していない時期から妊娠0週と数え始めるという事ですね。実際に妊娠が成立する(受精後着床が完了する)には3〜4週間程かかりますので、妊娠超初期とは妊娠が成立するまでの期間を示すという事になります。

妊娠超初期のめまい・立ちくらみはいつから?起こりやすいの?

めまいや立ちくらみを含め、妊娠初期症状と呼ばれる妊娠兆候は着床後から現れる事が多いです。この事から、症状を感じ始めるのは生理予定日前後の妊娠3週目頃(妊娠超初期の後半)となるでしょう。

特にめまい・立ちくらみは早いタイミングで現れる事が多いようです。症状を感じる事も多く、実に半数以上の妊婦さんが経験すると言われています。

 

妊娠超初期の立ちくらみの原因

妊娠超初期の立ちくらみは何が原因で起こるのでしょうか?まずはその理由から見ていきましょう。

ホルモンバランスの変化

着床が完了し妊娠が成立する妊娠3週目頃になると、プロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンの分泌が活発になります。

プロゲステロン(黄体ホルモン)は受精卵を守る働きがあるのですが、同時に血流の悪化を招きます。血流が悪化する事で脳へ送られる血液量も少なくなるため立ちくらみが発生します。

鉄欠乏症貧血

妊娠すると、お腹の中の赤ちゃんに栄養を送るために血液量が多くなります。しかし、同時に赤血球が減少する事で血液が薄くなってしまいます。

薄くなった血液を元に戻すためには赤血球を作らないといけませんが、赤血球を作るには鉄分が必要になります。すると通常よりも鉄分が消費されますので「鉄欠乏症貧血」という状態となり、立ちくらみや頭痛へつながります。

脱水症状

ママの身体の水分が不足すると立ちくらみが起こります。妊娠すると通常時よりも水分が必要になる上に、発汗が多くなったり体調不良により水分が充分に摂取できなくなる事もあります。

脱水症状になるとママの身体はもちろん、赤ちゃんにも悪影響を及ぼす危険性があります。意識的に水分補給を行うようにしておきたいですね。

低血圧

上記のように水不足となってしまうと、低血圧にもなりやすくなります。妊娠中の血圧は一般的に最高血圧130mmHg未満、最低血圧85mmHg未満が正常値とされています。低血圧とは最高血圧90mmHg未満、最低血圧60mmHg未満と言われています。

低血圧になると、立ち上がったり急な動きをしたりするとめまいや立ちくらみが起こります。

低血糖

妊娠中はホルモンバランスの変化により、低血糖になりやすい状態です。低血糖になるとめまい・立ちくらみの他にも動悸・手指の震え・目のかすみなどが現れます。

自律神経の乱れ

こちらも妊娠によるホルモンバランスの変化により、自律神経に乱れが生じます。自律神経が乱れると、めまいや立ちくらみ・頭痛などの症状が起こります。

ストレス

妊娠が成立すると様々な身体の変化が起こりはじめます。身体的な変化はもちろん、精神的にも不安定になりやすくストレスが溜まりやすい状態になります。

ストレスが溜まると、めまい・立ちくらみ・動悸・頭痛などが現れる事があります。他にも腰痛や不眠症などにもつながる事があります。ストレスを感じた時はなるべくリラックスして上手に気分転換ができると良いですね。

つわり

つわりは妊娠超初期が終わった後の「妊娠初期(妊娠5週目/妊娠2ヶ月〜)」頃から症状が現れる事が多いので、今回は直接的には関係ないかもしれません。

しかし、つわり症状はほとんどの妊婦さんが経験し脱水症状なども起こしやすくなります。めまいや立ちくらみの原因となりますので事前に注意しておきましょう。

 

立ちくらみが起きやすいのはいつ?

続いて、立ちくらみが起きやすいタイミングについても知っておきましょう。立ちくらみが起きやすいタイミングは大きく分けて2種類です。このタイミングだけでも注意しておけば、未然に防ぐ事ができますよ。

立ち上がった時

座った状態から立ち上がると、重力によって血液は下に流れます。血液が足の方へ流れ、脳の血液が不足する事で立ちくらみが起きやすくなります。特に急に勢いよく立ち上がるとより立ちくらみが起こりやすくなりますので注意しましょう。

寝起き

寝ている時の血液は身体の下の方に溜まっている状態です。この状態から起き上がると、上記と同じように脳の血液が不足するため立ちくらみが起こりやすいのです。

立ちくらみ以外にもこんな症状が

血液不足によるめまいの種類には立ちくらみの他にも「ふわふわする」「ぐるぐるする」「寒気を感じる」などの症状が起こる場合があります。

全身に力が入らず体が浮いているような感じがしたり、視界がぐるぐると回ったりして、転倒へ繋がる危険性もあります。なるべくこのような症状を避ける為にもこれからご紹介する対策を是非行ってくだいね。

立ちくらみはいつまで続く?
妊娠中のめまいや立ちくらみは落ち着く時期に個人差があります。多くの場合、安定期と呼ばれる妊娠中期(妊娠16週・妊娠5ヶ月〜)頃に落ち着くようです。しかし、その一方で出産直前まで続く方もいらっしゃいます。

妊娠前から貧血気味だった方は長引く傾向があるようです。ご自身の体質をしっかり理解して対策を行っていきたいですね。

妊娠と生理前の立ちくらみ
めまいや立ちくらみは生理前にも起こる症状です。ただ、妊娠と生理前の立ちくらみに大きな違いはありませんので、立ちくらみが起きたからといって妊娠の判断をする事は難しいでしょう。

今まで生理前に立ちくらみが無かったのに、急に症状が現れた場合は妊娠の可能性もあるかもしれませんが、合わせて他の「妊娠初期症状」をチェックしてみましょう。複数の判断材料から妊娠の可能性を探ってみてくださいね。

 

妊娠超初期の立ちくらみの影響は?

次に、妊娠超初期の立ちくらみがママや赤ちゃんに及ぼす影響について確認しておきましょう。

転倒のおそれ

立ちくらみは立った瞬間によろめいてしまうので転倒の危険性があります。妊娠超初期ではまだ胎盤が出来上がっていない事もあり、赤ちゃんは外部からの刺激を受けやすい状態です。ママ自身はもちろん、赤ちゃんも守るために転倒には充分に注意する必要があります。

逆子になりやすい?

こちらは医学的根拠は解明されていない状態ではありますが、めまいや立ちくらみが頻繁に起こっていた妊婦さんは「逆子になりやすい」「低体重症になりやすい」という統計情報があるようです。

しかし、立ちくらみがするからと言って必ずしも赤ちゃんに影響があるという事ではありません。あまり気にしすぎずに参考程度に留めておきましょう。立ちくらみ改善対策をしっかり行っておけば心配ありませんよ。

 

妊娠超初期の立ちくらみの対処法

それではここからは、妊娠超初期の立ちくらみを改善する対処法について詳しく解説していきます。日頃から注意しておく事もありますので、少しずつ無理のない範囲で取り入れていってくださいね。

鉄分を摂取する

前述した通り、妊婦さんは鉄分が不足しがちになり、めまいや立ちくらみへ繋がります。妊婦さんにオススメの鉄分が摂れる食材はホウレン草や小松菜・大豆・ひじきといった野菜類です。特にホウレン草や小松菜は妊婦さんに必須の葉酸も多く含みます。是非積極的に日々の献立に取り入れるようにしましょうね。

ビタミンAの過剰摂取を避ける

鉄分を多く含む食材にはレバーなどもありますが、レバーはビタミンAも多く含んでいます。レチノールと呼ばれるビタミンAの過剰摂取は胎児の奇形や先天異常を引き起こす可能性が高くなると言われています。

また、ママ自身にも吐き気や嘔吐・意識障害などを引き起こす危険性がありますのでビタミンAをあまりにも多く摂りすぎないように注意しておきましょう。

レチノール(ビタミンA)の影響や摂取可能量などについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

水分補給をしっかりと!

めまいや立ちくらみだけでなく、母子共に健康に妊娠生活・出産を行うためには水分補給はとても大切です。妊婦さんは1日に1.5リットル〜2リットルの水分補給が必要とされています。

水だけでなく、ノンカフェインのお茶やハーブティーなど飲みやすいドリンクをこまめに飲むように意識しておきましょう。

ゆっくり立ち上がる

前述した通り、座っている時や寝ている時は血液が体の下の方に溜まっています。勢いよく立ち上がってしまうと血圧の低下が起き、立ちくらみが起こります。

急な血圧低下を避けるためにゆっくりと立ち上がったり、起き上がったりするように意識しましょうね。また、もしもの時のために手すりや壁など、何かにつかまった状態で立ち上がるようにすると安心ですよ。

無理をしない

めまいや立ちくらみの危険性がある時は無理をしないで作業を中断したりこまめに休む事も意識しておきましょう。なるべくゆっくりとした動作で楽な姿勢になり、一息おいてから立ち上がるようにしましょうね。

もし、倒れそうになったら?
めまいや立ちくらみを感じたら、すぐにその場にしゃがみこみましょう。低い姿勢を取ってしばらく動かないようにするのが良いでしょう。そのまま目を閉じたり、横になったりする事で症状が治まる事もありますよ。
我慢しないで病院へ!
妊娠超初期のめまいや立ちくらみは良くある症状ではありますが、頻繁に立ちくらみを感じたり、休んでも症状が治まらない場合は早めにかかりつけの病院へ受診しましょう。

思わぬ病気へ繋がる事もありますので、我慢は禁物です。少しでも違和感を感じ、心配であれば迷わず病院へ行きましょうね。

薬は飲んでも良いの?

妊娠超初期と妊娠初期は赤ちゃんの臓器が形成される重要な時期です。自己判断で市販の薬を飲むのは厳禁です。

めまいや立ちくらみの原因は前述した通り様々です。症状がひどい場合は適切な対応・対処を行う必要がありますので、必ず産婦人科医に相談の上、症状にあったお薬を処方して貰いましょう。産婦人科以外の病院へ受診する場合は妊娠の可能性を必ず伝えてくださいね。

 

妊娠超初期で他に気をつけたい事

最後に、妊娠超初期において他に気をつけておきたい事についてもチェックしておきましょう。妊娠超初期後半から妊娠初期にかけて、めまいや立ちくらみ以外にも様々な妊娠初期症状が現れるでしょう。ママにも赤ちゃんにも大切な時期を安心して過ごせるように以下の注意事項も意識しておきましょうね。

規則正しい生活を

特に良質な睡眠が大切です。妊娠したら早寝早起きを心がけて規則正しい生活を送るようにしましょう。

軽い運動や栄養バランスの取れた食事も大切です。妊娠1ヶ月頃からつわりが始まる事が多く、満足に食事が取れなくなるかもしれませんが、つわりが落ち着いたらバランスの取れた食事と適度な運動も心がけていきましょうね。

禁酒・禁煙の徹底を!

飲酒・喫煙は産まれてくる赤ちゃんに悪影響を及ぼす事が分かっています。喫煙は流産や早産・赤ちゃんの低体重などに繋がる危険性があります。飲酒は赤ちゃんの知能障害や発達障害を引き起こす可能性が高まります。妊娠が分かったら必ず禁酒・禁煙を行うように徹底しましょうね。

カフェインは控えめに

コーヒーをはじめとしたカフェインを含む飲み物は、死産や胎内死亡のリスクを高めるとされています。

ただ、カフェインはリラックス効果もありストレス解消へ繋がるメリットもあります。完全に断つ必要はありませんが1日1杯程にとどめておくのが良いでしょう。

カフェインはコーヒーだけでなく、紅茶や緑茶・烏龍茶などにも含まれていますので注意しましょう。最近はノンカフェインのコーヒーや紅茶なども多く販売されていますので上手に活用できると良いですね。

妊婦さんにオススメのノンカフェインコーヒーの一つに「たんぽぽコーヒー」があります。たんぽぽコーヒーは妊娠中に必要な栄養素も同時に補う事のできるノンカフェインコーヒーですので、是非試してみてくださいね。

激しい運動は避けましょう

妊娠中の適度な運動はママの体重管理や安産に向けて有効ではありますが、妊娠超初期から妊娠初期にかけてはまだ胎盤が完成していません。まだ運動を行う事は避けておいた方が良いでしょう。

運動を開始する前には必ず産婦人科医へ相談し、妊娠の経過が問題無い事を確認し、許可を得てから行うようにしましょうね。

また、運動だけでなく日常の生活の中で無理な姿勢をしないようにする事も心がけておきましょう。転倒やお腹の圧迫を避ける為に、パートナーや家族の助けを借りるようにしましょう。

 

まとめ

今回は妊娠超初期の立ちくらみについて解説しました。めまいや立ちくらみはママの身体が妊娠によって変化してきているサインです。

立ちくらみを感じたら無理をせず、すぐに身体を休める事を心がけましょう。しばらく休んでも症状が改善しない場合は我慢しないで医師に相談しましょうね。

立ちくらみを改善するには、日々の生活習慣が大切です。水分補給をしっかり行い、鉄分の摂取も意識してバランスの良い食生活を心がけましょう。早寝早起きなど規則正しい生活も忘れないでくださいね。

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